広告右往左往

ダイアリーからこちらに引越しました。新しいものはポチポチ書こうと思っています。相変わらず広告屋のおっさんのしがないぼやきでしかありませんが、よろしかったらどうぞ~

ちょっと気に入ったYou tube disco

既にtwitterあたりでもつぶやかれているから試された方も多いだろうけれど、You tube discoなるものがリリースされている。http://www.youtube.com/disco
YouTube Music Discovery Project and Playlist Creation Tool」と銘打っているサービスで、簡単に言うと、You tubeの上でお気に入りのアーティストのビデオクリップなんかを集めてくれて連続再生してくれるというもの。
大変個人的かつ、マニアックなチョイスで申し訳ないのだけれど私の好きなベーシスト(なんだかここから「をたく」な感じですな・・・)「Marcus Miller」とボックスに入れて検索をかけると↓

「Scoop」をMarcus Miller本人が一人で弾いて見せているという、これまたマニアックな動画が先頭に出てきたりするところが、「をた心」をくすぐったりして(笑)
そして二本目には「Live under the sky '91」でのステージという、これまた名演の動画が出てきてまたまた「をた心」をくすぐられてしまった。

あえて、このブログで主張していた枠組み的に言うと、「ユーザーの側にエージェントを置いた情報提供の仕組み」って事で、サーバー上に大量にストレージされた情報を時間や空間を超えた形(スケーラブルな形)で、ユーザーが自らの意思とエージェントの力を借りて半自動的に再編集して使用するという事なんだと思う。
小難しく言わなくても、自分の手元にコンテンツをコレクションしたり、それを整理してしまいこまなくてもクラウドの向こう側でそれをやってくれちゃう、「こいつは結構便利だぁ!」って言うサービスが、こんなにいとも簡単に出てきちゃうのだなぁと改めて感じた。
「人間が想像できることは必ず実現出来る」と「海底二万マイル」や「八十日間世界一周」を書いたジュール・ベルヌは言っていたけれど、そのスピードはどんどん早まってゆくのだなぁと実感。

広告を含むコンテンツを発信するときに、もはや出し手側の事情だけではコントロールが不可能になってきているのだと、認識しながら情報の設計にあたらなければならないと改めて思った。